先日の、全国大会でも感じました。上位に行く選手ほど、形も組手も基本に忠実ですね。
特に一般男子組手で優勝した有名選手は、スピードとキレも凄いですが、無駄がない動きをしていると感じました。
間合いの感覚も研ぎ澄まされていて、ものすごい衝撃のある攻撃にもかかわらず、しっかりとルールに沿った試合展開を見せます。
同じくらいのスピードを出す選手はたくさんいるし、競技の理にかなった練習さえすれば、ある程度のところまで行くこともできるでしょう。しかし、それから上のレベルに行くには、基本の練度が必須項目と思いました。
このブログでもたびたび紹介しています、各講習会の講師の先生方の動きですが、とにかく凄いのです。60代、70代の動きではないですね。
さらに、驚いているのは、形に含まれている技で、しっかりと相手を制することができるところですね。私も相手をさせていただくのですが、あっという間に極められ、投げられ、時には締められます。よく言われる空手の形は意味がない、実戦的ではない等 まあ、正直的外れな意見だと思います。糸東会の空手は極めて実戦的です。
糸東会は、特に形の分解に重きをおいていますので、私も、一歩一歩かみしめながら修得に励んでいるところです。
分解を理解してくると、相手との間合いが分かってきます。間合いが分かれば無駄のない動き、的確なタイミングが分かってきます。あとは、基本の練度を足すと。。。冒頭に紹介ました有名選手のような動きに近づけると想像します。
急がずに、一歩一歩段階を踏んで空手道を修練していきます。それが、試合で良い結果がでる一番の近道だと思います。
参考動画
糸東流 受けの五原則
https://youtu.be/2sjPq8zAWwE?si=u0n4IE0VC6A9uLPy
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