
2025/5/11
東大阪アリーナ武道場にて
糸東流空手道開祖摩文仁賢和顕彰会技術研究会へ、初めて参加して参りました。
今回のテーマは
開祖に伝えられた、平安形の原形であるピンアンの形を体験して参りました。
所感としましては、全空連で指定される平安の形には、原形のピンアンから、実戦的な技の解釈を緩和して伝えられていたのだなと思いました。
原形は、競技で目にする感覚とは異質なのですが、本来の武術的な観点からすると、すごく腑に落ちるところが多かったように思います。
また、開祖の高弟の流れである、糸東会ではない糸東流の会派には、まだその原形の名残があるのが興味深く思いました。
これから研究していかなければならない、形の応用分解は、他流派・会派の形の分解も参考にするのも一考かと思いました。
伝統的な流派・会派には、伝承していくことで生まれる、自信、誇りが培われていくのだなと感じ入ったところです。競技にばかりに目を向けると、こういったところは一生気づかないでしょう。
武道として空手を捉えていくのなら、伝統・誇りを守ることに情熱を傾けることは最も大事なことだと念頭において、修練していきます。
コメントをお書きください